CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)は頻繁にアップデートがあります。
新しい機能が追加されるのはうれしいですが、不具合が出たりといった場合もあります。
Ver.1.9.5のアップデート時にはアイコンなど見た目がかなり変わりました。
その時にうまく使えるか不安になったため、元の状態に戻せるかを先に確認しました。
結論から言うと、バージョンダウン(ダウングレードともいうらしい)すれば前のバージョンに戻すことができます(パソコン版の場合)。
CLIP STUDIOではアップデート後でも戻せるようにか、ひとつ前のバージョン(不具合などのある場合はいくつか前)はダウンロードできるように残してあります。
また動作環境変更前のデータもダウンロードできます。
ただ、それ以外のバージョンに戻したい場合は公式ページからはダウンロードできなくなるようなので、自分で保存しておいた方が良いと思われます。
例えば見た目が変わる前のバージョンに戻したい場合は「Ver.1.9.4」以前のデータが必要で、これが保存してあれば「Ver.1.9.4」以前に戻すことができます。
(わたしが見つけられないだけでどこかからダウンロードなどができる可能性もありますが)
データは最初にインストールした時や、アップデートした時のものがパソコン内に残っている場合もあります。
- 最新のひとつ前(不具合などがある場合はいくつか前)
- Ver.1.10.12:macOSのみ
→macOS10.13の動作保証終了以前のバージョン - Ver.1.9.11:Windows / macOS
→Windows 7およびmacOS10.10等の動作保証終了以前のバージョン - Ver.1.5.4:Windows / macOS
→Windows XPおよびMac OS X 10.6等の動作保証終了以前のバージョン
バージョンダウン(ダウングレード)のやり方
バージョンダウンするには一度CLIP STUDIOをアンインストールして前のバージョンをインストールします。
この操作をしてもダウンロードした素材や設定のデータは消えることはなく、以前のままで使用できます。
シリアルナンバーの再入力も必要ありませんでした。
(素材や設定のデータは別に「CELSYS」というフォルダを作って管理しているそうです)
CLIP STUDIOのアンインストール
アンインストールの方法はWindowsとMacでは異なりますので確認してください。
※参考→[PC版]アプリケーションのアンインストール方法|CLIP STUDIO SUPPORT
Windows10の場合
アンインストールは「CLIP STUDIO PAINT」→「CLIP STUDIO」の順番で行います。
左下の①「スタートメニュー」からプログラム一覧を開き、②「Windowsシステムツール」をクリック、その下に出てくる③「コントロールパネル」を選択します。

コントロールパネルが出たら、「プログラムのアンインストール」をクリックして開きます。

「プログラムのアンインストールまたは変更」画面になるので、「CLIP STUDIO PAINT」を選択して「アンインストール」をクリックします。
(「アンインストール」の文字はプログラムを選択すると出てきます)
その後、確認画面などが出てくるのでアンインストール完了まで画面の指示に従います。

「CLIP STUDIO PAINT」がアンインストールできたら「CLIP STUDIO」も同様にアンインストールします。

Macの場合
メニューバーから①「移動」をクリックし、②「アプリケーション」を選択します。

出てきたアプリケーション画面で①「CLIP STUDIO1.5」のアイコン(表示の仕方によっては文字のみ)を右クリックし、②「ゴミ箱に入れる」を選んで削除します。

前のバージョンをダウンロード&インストール
『CLIP STUDIO PAINT』サイトの「ダウンロード」のページでは最新版のみダウンロードできるようになっています。
その下に「以前のアップデータ」というところがあるのでクリックして開きます。

「以前のアップデータ」の画面が開き、ひとつ前(不具合などがある場合はいくつか前)のデータがダウンロードできます。
ここからダウンロードして通常通りインストールします。
(動作環境変更前のデータは同じページの下あたりにあります。)

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