先日macOSをBig SurにしてWacomのドライバもアップデートしました。
それ以来どうも液タブの調子が悪いように思います。
おかしいのは以下2点
- ペン先がずれる
- タッチ機能がOFFにならない(OFFにしても反応する)
ドライバはBig Surに対応しているバージョンにしたのですけど、公式説明と環境設定の画面が違うので入れ直した方が良いのかもしれない。
でも面倒くさいし直らなかったら悲しいのでとりあえずの対処法。
↓ Big Sur対応ドライバについての公式説明
ペン先がずれる
アップデートしてから、電源を入れたり休止状態から復帰した時などペン先から6〜13cmほど右上(ペン先の位置による)にズレたところに線が引かれるようになりました。
↓ こんな感じ

キャンバス上で起こるならまだわかりやすいのですが、カーソルがキャンバス外に出ていると変なところをクリックしたことになったりワークスペースを移動させてしまったりします。
Wacomの場合、ドライバだけ再起動できるのでそれで直ります。
以前からペン先がズレたり反応しない時がありましたが、たいていドライバを再起動すれば直りました(これほど頻繁ではありませんでしたが)。
ドライバの再起動のやり方
デスクトップセンターを出し、左側の「サポート」をクリックします。
「ドライバチェック」を選択します。

ドライバチェック画面が出るので「開始」をクリックします。

「ドライバチェック完了」と出ます。
「エラーはありません」と出ても、かまわず「ドライバを再起動する」をクリックします。
しばらくすると再起動され、「ドライバチェック」の画面が閉じます。

エラーがある場合は「エラーが発見されました」と出ます。
どちらにしろ「ドライバを再起動する」をクリックします。

Windowsだった頃は別のやり方で直しましたが、Macではその設定場所はありませんでした。
タッチ機能がOFFにならない
Cintiq Proはタッチ機能があります。
タッチ機能を使う場合はペンを持つ手が反応しないように手袋をするのですが、面倒なのでタッチ機能はOFFにしていました。
それが液タブ上からOFFにできなくなってしまいました。
タッチ機能ON /OFFの場所を押しても指で書けてしまうのです。
指を反応させないようにする
wacomデスクトップセンターを出し、左側から「Cintiq Pro 13(接続しているデバイス)」を選んで「設定内容」を出します。
タッチ機能をクリックします。

「オンスクリーンコントロール以外のタッチ入力を無効にする」にチェックを入れます。
なぜか「全てのタッチ入力を無効にする」では指で線が書けてしまいました。

直らない場合はさらにドライバの再起動(上記参照)をすると直ることもあります。
Wacomデスクトップセンターの出し方
デスクトップセンターが出ていない場合、開く方法はいろいろありますが以下2つがはやいかと思います。
DockのLaunchpadから開く
Dock(画面の一番下)の「Launchpad」をクリックして開きます。
(「Big Sur」では「Launchpad」のアイコンが変わりました。)

「デスクトップセンター」アイコンを探してクリックします。
1ページ目になければ2ページ目や3ページ目などにあるかもしれません。

メニューバーから開く
メニューバーから開く場合は「Finder」にしておきます。
(デスクトップをクリックすると「Finder」になります)
「移動」→「アプリケーション」をクリックして開きます。

「ワコムタブレット」フォルダをダブルクリックします。

「デスクトップセンター」をダブルクリックするとデスクトップセンターが開きます。



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