液タブ『Wacom Cintiq Pro 13』を使ってみた感想〜視差とサイズなど〜

Cintiq pro 13

液タブを購入しました。

『Wacom Cintiqシンティック Pro 13』です。

年末のAmazonのセールで購入したのですが、価格と大きさ的な面ではもう少し待って『Cintiqシンティック 16』にすれば良かったかなと思わないでもない・・・

性能的な面では『Wacom Cintiq Pro 13』の方が良いのでしょうが、自分のレベル的にはそんなに立派なものがあっても宝の持ち腐れという気もしますし。

とりあえずレビューというほどでもない、初めて液タブを使った人間が思ったことを書いておきます。

良いところ

液タブの良い点は圧倒的に手元を見ながら描けるという点です。

やっぱり描きやすいですし、「自分で描いている」感覚が強く感じて「描きたい」という気分になります。

板タブだと画面が離れてるせいか、ちょっと他人事というか機械が間に入っている感じを強く感じるのかもしれません。

アナログと比べたら描きにくい面もありますが、慣れたらあまり気にならなくなりました。

MEMO
最初マルチタッチ機能が反応が悪くて必要ないと思っていたのですが、パソコンを買い換えたら反応がよくなり便利になりました。

気になったところ

楽しく使用している一方でもちろん気になるところもあります。

箱から出してすぐにペーパーライクフィルムを貼っているので、視差やタッチ機能の反応などはその影響もあるかもしれません。

  • 視差は横から見ると目立つ
  • 描くスペースは意外と小さい
  • タッチ機能の反応はあまり良くないかも(パソコンのスペックにもよるらしい)
  • ペーパーライクフィルムを貼るとペン先が削れる

視差

デモ機をさわった時には気にならなかったのですが、思ったより視差があるなぁと感じました。

おそらくこれは描く姿勢にもよると思います。

顔を近付けてペン先を横から見る感じで描く時があるので、その時に視差が大きく感じるのです。

ペン先の位置調整を上から見た状態でしたので、横から見るとペン先と実際に描かれる線の間の隙間が大きく見えるのだと思います。

普段描く姿勢で位置調整をすれば良いのですが、その姿勢が決まってないと難しい・・・

下の写真は上から見た状態のもので、これだと視差はあまり気になりません。

上から見たペン先

ちなみにペン先はすでに削れています。

削れたペン先

視差があることによる描きにくさは、例えると先の丸まった鉛筆で細かいところを描いているような感じでしょうか。

ただ、アナログと違って何度でもやり直せますし、画面の拡大やブラシサイズを小さくこともできます。

最初は描きにくいように感じましたが、慣れたらそれほど気にならなくなりました。

アナログから板タブに変えることに比べたら慣れるのは早いと思います。

MEMO
視差や遅延(ペンの設定にもよる)はカーソルを出していると大きく感じるので、「なし」にしておいた方が描きやすいと思います。

(クリスタでの変更方法 → ポインター(カーソル)の変更方法~CLIP STUDIO~)

マウスで操作するときにカーソルが行方不明になりますが・・・

本体サイズと描くスペース

大きさ

  • 本体サイズ(約):幅36.0×奥行23.5×高さ1.39cm
  • 読取可能範囲:29.4×16.6cm

本体自体はノートパソコンと同じくらいのサイズですが、もちろん画面自体はそれよりも小さいです。

さらにペイントソフトではツールパレットなどでスペースが取られるため、描画部分は思っているよりもずっと小さくなります。

下はCLIP STUDIO PAINTを開いたところ。

用紙が縦型なので余計小さく見えてしまってますが。

Cintiq Pro 13 画面

A4サイズのコピー用紙を乗せるとこれくらい。

Cintiq Pro 13 A4用紙

タッチ機能

Cintiq Proは画面を指で触って移動や拡大縮小などの操作ができるマルチタッチ機能があります。

・・・が、その反応はあまり良くはないです。

フィルムを貼った影響もあるかもしれませんし、自分の指が反応されにくいのかもしれません。

うまく反応している時は拡大縮小を指でパパッとできるので便利だなーと思います。

誤動作を防ぐために右手に2本指手袋をしないといけないのはちょっと面倒くさい・・・。

訂正
パソコンを変えたら格段に反応がよくなり便利になりました。

パソコンのスペックによるかも・・・?

ペン先の削れ

Amazonレビューなどによるとペーパーライクフィルムを貼るとペン先は削れやすくなるそうです。

ですが、ペーパーライクフィルムのせいばかりでなく、どうやらCintiq ProやCintiqに付属してくるプロペン2の芯はその前の世代のペンの芯に比べて削れやすいようです。

ある程度は仕方がないとはいえ、ペン先が斜めに削れるととても描きにくくなります。

その上プロペン2は芯が回るので尖っている方を下にして描くということもできません。

替え芯は「通常芯6本、フェルト芯4本」が付属してきます。

(無印のCintiqシンティックの場合、付属は通常芯のみでフェルト芯の使用は推奨していないそうな・・・)

なくなったら買うしかないのですが純正はやはり高いです。

純正でない商品を使用している人もいるようですが、当然公式では推奨していません。

非公式で削れにくい芯としてステンレス芯やセラミックハイブリッド芯があり、こちらは即売会や同人誌通販サイトで販売しているそうです。

ステンレス芯はYahooショッピングやBOOTHで販売しているところもあります。

※他のペンも試してみました。

WacomのペンWacom プロペン、クラシックペンをCintiq Pro 13で使用してみた感想と替え芯

感想まとめ

いろいろ書きましたが、やっぱり液タブは描きやすく楽しいです。

デュアルディスプレイにしてパソコン画面に「ナビゲーターパレット」を大きく出しておくと、「全体を見ながら手元は拡大」できるのでとても便利。

板タブに慣れていると描いている手が邪魔で描きにくいと感じる人もいるそうですが、その場合はタブレット画面ではなくパソコン画面を見ながら描けばよいかと。

タブレットモードで液タブ画面を写さずに使うこともできます。

(液タブの意味はなくなりますが・・・)

結局のところ何が良いかは人によります。

ただアナログの人は板タブよりは違和感なく慣れるのもはやいと思います。

とりあえずわたしの結論としては「買ってよかった」です。

サイズの大きいものも羨ましいですけどね。



 

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