クリスタ本、イラスト技法書などKindle本セール開催中(最大60%OFF)

液タブ『Wacom Cintiq Pro 13』を使ってみた感想〜視差とサイズなど〜

Cintiq pro 13

液タブを購入しました。

『Wacom Cintiqシンティック Pro 13』です。

年末のAmazonのセールで購入したのですが、価格と大きさ的な面ではもう少し待って『Cintiqシンティック 16』にすれば良かったかなと思わないでもない・・・

性能的な面では『Wacom Cintiq Pro 13』の方が良いのでしょうが、自分のレベル的にはそんなに立派なものがあっても宝の持ち腐れという気もしますし。

とりあえずレビューというほどでもない、初めて液タブを使った人間が思ったことを書いておきます。

良いところ

液タブの良い点は圧倒的に手元を見ながら描けるという点ですね。

やっぱり描きやすいですし、「自分で描いている」感覚が強く感じて「描きたい」という気分になります。

板タブだと画面が離れてるせいか、ちょっと他人事というか機械が間に入っている感じを強く感じるのかもしれません。

アナログと比べたら描きにくい面もありますが、慣れたらあまり気にならなくなりました。

MEMO
最初マルチタッチ機能が反応が悪くて必要ないと思っていたのですが、パソコンを買い換えたら反応がよくなり便利になりました。

気になったところ

楽しく使用している一方でもちろん気になるところもあります。

箱から出してすぐにペーパーライクフィルムを貼っているので、視差やタッチ機能の反応などはその影響もあるかもしれません。

  • 視差は横から見ると目立つ(顔を近付けて描く人は要注意)
  • 描くスペースは意外と小さい
  • タッチ機能の反応はあまり良くないかも(パソコンを変えたら便利になりました)
  • ペーパーライクフィルムを貼るとペン先が削れる

視差

デモ機をさわった時には気にならなかったのですが、思ったより視差があるなぁという感じです。

店頭では立ったまま行儀よく試し書きをしましたが、実際はかなり顔を近付けてペン先を横から見る感じで描いたりするので店頭で見た時よりも気になるのでしょう。

顔を近付けて描く人ほど気になると思います。

試し書きをする場合、普段描いている姿勢を客観的に見直してからその姿勢で描いて確認した方が良いです。

人目は気になりますが・・・高い買い物ですしね。

Twitterなどでも「試し描きしてみたけど視差がない」というような意見を見ますが(Wacomに関わらず)、人のいるところで試し描きするのと、一人でじっくり描く時では姿勢も違うと思います。

感じ方の個人差もありますし。

おそらくWacomは視差が少ない方だと思うので、他の安い液タブだとどうなのでしょうか?

 

下は横から写真を撮ったところ。

こんな感じで線とペン先に隙間があります。

画面に顔を近付けて描く人ほど気になるかと思います。

斜めから見たペン先

 

上から見るとあまり見えないので、画面に顔を近づけなければそれほど気にならないです。

上から見たペン先

上から見たペン先

ちなみにペン先はすでに削れています。

削れたペン先

視差があることによる描きにくさは、例えると先の丸まった鉛筆で細かいところを描いているような感じでしょうか。

ただ、アナログと違って何度でもやり直せますし、画面の拡大やブラシサイズを小さくこともできます。

最初は描きにくいように感じましたが、慣れたらそれほど気にならなくなりました。

アナログから板タブに変えることに比べたら慣れるのは早いと思います。

MEMO
視差や遅延(ペンの設定にもよる)はカーソルを出していると大きく感じるので、「なし」にしておいた方が描きやすいと思います。

(クリスタでの変更方法 → ポインター(カーソル)の変更方法~CLIP STUDIO~)

マウスで操作するときにカーソルが行方不明になりますが・・・

本体サイズと描くスペース

大きさ

  • 本体サイズ(約):幅36.0×奥行23.5×高さ1.39cm
  • 読取可能範囲:29.4×16.6cm

本体自体はノートパソコンと同じくらいのサイズですが、もちろん画面自体はそれよりも小さいです。

さらにペイントソフトではツールパレットなどでスペースが取られるため、描画部分は思っているよりもずっと小さくなります。

下はCLIP STUDIO PAINTを開いたところ。

用紙が縦型なので余計小さく見えてしまってますが。

Cintiq Pro 13 画面

A4サイズのコピー用紙を乗せるとこれくらい。

Cintiq Pro 13 A4用紙

タッチ機能

Cintiq Proは画面を指で触って移動や拡大縮小などの操作ができるマルチタッチ機能があります。

・・・が、その反応はあまり良くはないです。

フィルムを貼った影響もあるかもしれませんし、自分の指が反応されにくいのかもしれません。

うまく反応している時は拡大縮小を指でパパッとできるので便利だなーと思います。

誤動作を防ぐために右手に2本指手袋をしないといけないのはちょっと面倒くさい・・・。

訂正
パソコンを変えたら格段に反応がよくなり便利になりました。

パソコンのスペックによるかも・・・?

ペン先の削れ

Amazonレビューなどによるとペーパーライクフィルムを貼るとペン先は削れやすくなるそうです。

ですが、ペーパーライクフィルムのせいばかりでなく、どうやらCintiq ProやCintiqに付属してくるプロペン2の芯はその前の世代のペンの芯に比べて削れやすいとか。

ある程度は仕方がないとはいえ、ペン先が斜めに削れるととても描きにくくなります。

その上プロペン2は芯が回るので尖っている方を下にして描くということもできません。

替え芯は「通常芯6本、フェルト芯4本」が付属してきます。

(無印のCintiqシンティックの場合、付属は通常芯のみでフェルト芯の使用は推奨していないそうな・・・)

なくなったら買うしかないのですが純正はやはり高いです。

純正でない商品を使用している人もいるようですが、当然公式では推奨していないです。

(本当かわかりませんが、パスタを使用していたら虫がついた的な話もチラッと見た覚えが・・・(板タブの方かも?))

非公式で削れにくい芯としてステンレス芯やセラミックハイブリッド芯があり、こちらは即売会や同人誌通販サイトで販売しているそうです。

ステンレス芯はYahooショッピングやBOOTHで販売しているところもあります。

※他のペンも試してみました。

WacomのペンWacomの液タブ「Cintiq Pro 13」でプロペン、クラシックペンを使用してみる

そうは言ってもやっぱり楽しい

いろいろ書きましたが、やっぱり液タブは描きやすく楽しいです。

デュアルディスプレイにしてパソコン画面に「ナビゲーターパレット」を大きく出しておくと、「全体を見ながら手元は拡大」できるのでとても便利。

板タブに慣れていると描いている手が邪魔で描きにくいと感じる人もいるそうですが、その場合はタブレット画面ではなくパソコン画面を見ながら描けばよいかと。

タブレットモードで液タブ画面を写さずに使うこともできます。

(液タブの意味はなくなりますが・・・)

結局のところ何が良いかは人によります。

ただアナログの人は板タブよりは違和感なく慣れるのもはやいと思います。

とりあえずわたしの結論としては「買ってよかった」です。

サイズの大きいものも羨ましいですけどね。



 

WacomのペンWacomの液タブ「Cintiq Pro 13」でプロペン、クラシックペンを使用してみる