大きいディスプレイを買ったのでお絵描きもそちらでしたら便利だろうと思ったら、そううまくはいきませんでした。
おそらくパソコンのスペック不足のせいでしょうが、CLIP STUDIOを使用すると固まってしまうのです。
追加したモニターについてはこちら。

液タブをデュアルディスプレイにする方法はこちら

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CLIP STUDIOを大きいディスプレイで使用してみる
新しく購入した23.8型モニターにCLIP STUDIO PROの画面を画面サイズ「150%(推奨)」で出した場合。
イラストのデフォルト設定1600×1200pxが100%の大きさで全体を見れます。
画面を映すのは問題ありません。
が、線は書けるも反応が遅く、用紙を出したり設定をいじろうとすると固まって動かなくなるのです。
openCanvas 6は問題なく使用できそうなので、CLIP STUDIOはやはり重いのでしょうか。
パソコンを買い替えるまでは、使い方の説明や参考にしたいイラストを表示しておくのと、全体を大きく見たい時だけ使おうと思います。
元々の主な目的は「CLIP STUDIOの使用方法のページを見ながら作業がしたい」なので問題はないのですけどね。
CLIP STUDIOはパッケージ版を買えば使い方の説明の本が付いてきたのでしょうが、ダウンロード版を買ったので紙の本はないのです。
ネットで開いている使用方法と作業しているクリスタ画面の画面移動が面倒で、「使い方を見ながら練習したい!!」と思ってディスプレイを増やしたのです。
ワコムタブレットの設定
今回はCLIP STUDIOは使用できませんが、Wacom Intuosを使用する場合の設定方法についての覚書。
まずはタブレットの使用エリアを設定します。
ワコムタブレットのプロパティを開く
「ワコムタブレットのプロパティ」画面の開き方も何通りかあります。
その①スタートメニューから開く
- パソコンの「①スタートメニュー」を開く
- 「②ワコムタブレット」を開く(おそらく一番下の「わ行」のところにある)
- 「③ワコムタブレットのプロパティ」をクリック
その②デスクトップセンターから開く
デスクトップセンターの設定内容から、下図の3つのうちどれか1つをクリックすると「ワコムタブレットのプロパティ」が出ます。
デスクトップセンターの開き方等は下の記事を参考にしてください。

「マッピング」を選択
アプリケーションを選択
CLIP STUDIOだけ別に出てきます。
アプリケーションはクリックするか、左右の「<」「>」でも移動します。
表示エリアを選択
大きいディスプレイの方にペイントソフトを出して作業するなら「モニタ2」を選びます。
(下の図では大きいディスプレイにCLIP STUDIO、小さい画面(ノートパソコンの画面)に「ペイント」とプロパティを出しています)
これでペンタブレットは大きいディスプレイのみで使用できるようになります。
カーソルと線がずれる場合
しかし、なぜかカーソルとは全く別の位置(右斜め下20cmくらいの位置)に線がひかれてしまうという問題が発生。
これはCLIP STUDIO側の設定を変更したら直りました。
ちなみに公式サイトのQ&Aの回答はこちら。
参考 【Windows10】複数のディスプレイを接続している環境でペンの座標がずれてしまう | CLIP STUDIO PAINTのよくある質問CLIP STUDIO | 創作応援サイト
わたしの試した方法は以下の通りです。
CLIP STUDIO側の設定を変更
「ファイル」⇒「環境設定」を選びます。
「環境設定」画面が出たら、左側で「タブレット」を選択。
「座標検出モード」の「タブレットドライバの設定でマウスモードを使用する」にチェックを付けて「OK」をクリックします。
反応は少々おそいですが、カーソルと線のずれはなくなりました。