先日「ポーズマニアックス」のクラウドファンディングが話題になっていました。
「ポーズマニアックス(ポーマニ)」はイラストの練習について調べると多くの人が推薦していた無料ポーズ集サイトです。
あいにくFlash Playerの終了で停止していましたが、他にも資金難や個人開発の限界といった理由もあったようです。
その復活のためにクラウドファンディングが行われ無事成功しました。
CLIP STUDIOを出しているセルシス社が大口支援をしてハンドビューアーの製作が決まったのもうれしいことです。
クラウドファンディングをやっているところはいくつかありますが、今回ポーマニも利用していた「CAMPFIRE」はアート系や役に立ちそうな新製品が多いように思います。
他にも医療福祉に関するもの(これはREDYFORが多い)や町おこし、廃棄予定品再利用などたくさんの種類があります。
活動を支援したい、誰かの役に立ちたいけど損はしたくない、欲しい製品がある、といった場合に支援すると良いと思います。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングではやりたいことがあるが資金がないといった場合に、応援したり賛同したりしてくれる不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達することができます。
支援する側としては、活動を応援したい時や今までになかった製品やサービスが欲しい時に少額から支援できます。
Twitterなどでも困っている人や自分の好きな活動をしている人を少しでも助けたいというのはよく目にしますし。
詳しくは
All-or-Nothing方式とAll-In方式の違い
プロジェクトにはAll-or-Nothing方式とAll-In方式があります。
(CAMPFIREの場合はAll-or-Nothing方式かAll-In方式かは右側のリターンの一番下に記載してあります。)
All-or-Nothing方式は目標金額に達成しなかったら実現しないのでできれば達成して欲しいです。
All-or-Nothing方式
目標金額を達成した場合のみプロジェクトが成功となり、支援金が支払われリターンも発生します。
つまり目標金額が達成しなかったら支援はなしになり、活動はせずリターンももらえません。
応援したい活動や欲しい製品だった場合はとても悲しいです。

All−In方式
目標金額の達成・未達成に関わらずプロジェクトが成功扱いとなります。
目標金額を達成しなかった場合でも、支援は行われ、リターンもあります。
おそらくすでに商品化が決まっているものや、お金が集まらなくてもやらなくてはならないもの(医療や福祉など)はこの方式を選択するのでしょう。

CAMPFIRE申し込み方法
会員登録して支援金額(リターン)を選び、必要事項入力(住所氏名など)、決済をするだけです。
All-In方式の場合は手続きをするとすぐに支援は行われます。
All-or-Nothing方式の場合はプロジェクトが成功(目標を達成)したら金額は支払われ、リターンが発生します。
(成功しなかったら支払いは行われないか(クレジットカード決済など)、返金(銀行振込など)となります)
プロジェクトページから「プロジェクトを支援する」をクリックすると支援金額(リターン)を選ぶ画面になります。
プロジェクトページ右側の「リターンを選ぶ」で「このリターンを選択する」をクリックすると選択画面は現れずそのまま必要事項入力などになります。
1支援ごとに別途¥220(税込)のシステム利用料がかかります。
決済方法
対応している支払い方法は以下の通りです
- クレジットカード(プリペイド式・デビットカードはサポートしておりません)
- コンビニ払い
- 銀行振込(Pay-easy払い)
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い
- ドコモ払い
- FamiPay
- Paypal
- 楽天ペイ
- PayPay(一部、利用できないプロジェクトがあります。)
支援者からのメッセージ
申し込みをするとメッセージ欄があり、支援者のところにユーザー名(ペンネーム)と一緒に表示されるようになっています。
(デフォルトで「応援しています!頑張ってください!」と入っています)
これは出ないようにもできます。

出ないようにしたい場合は「設定」の「プロフィール編集」から変更します。
右上のアカウント→「設定」を開きます。

「プロフィール編集」画面が出るので一番下の「支援履歴の設定」にチェックを入れて「変更」をクリックします。



支援するプロジェクトを検討
プロジェクトは本当に色々なものがあり、見ているだけでもワクワクします。
お金があるなら色々な活動に支援して頑張っている人たちを応援したいものです。
あいにくお金には限りがあるのでよく検討することが必要になります。
下は個人的に気になるもの。
悩んでいるうちに終わってしまうものも多いです。
他のクラウドファンディング
『READYFOR』
医療・福祉や社会貢献が多いです。
寄附金控除を受けられるものもありました。
『MAKUAKE』
ガジェットなど新製品開発が多いようです。
たしか以前Procreat用片手デバイスのクラファンがあったと思います。